いつもだと、入国は割とスムーズに進み、待ち時間は20分程度ですが、今年は、しばらく待っても全然前に進みません。結局1時間かかりました。

通常4〜5人ほどいる係員が今年はなぜか二人。遅いはずです。空港に迎えに来てくれた現地のガイドさんに聞いてみると、ちょうどラマダンの時期で、その期間は空港職員もぐっと減るそうです。バリ島はバリヒンズーの国なので、影響はないと思っていましたが、当然ながら働いている人は、全てバリ人であるはずもなく、イスラムの人たちも結構多いのでした。空港から車で20分程度でサヌールにあるバリハイアットホテルに着きました。

10回のバリ島旅行で、過去にはグランドハイアット、ニッコウバリなどのホテルに泊まりましたが、私には、バリハイアットが一番居心地ガいいのです。

建て物としての威圧感がなく、廻りの環境にとてもなじんでいるし、バリ島の東側にあるので、クタなどの西側より静かです。バリ島の建物はヤシの木より高くしてはいけないそうです。ヤシの木と言ってもその高さはそれぞれですから、たぶん建築地周辺のヤシの木を言っているのでしょう。そのアバウトさがまたいいです。神がいて、自然があって、そして人間がいる、というのがバリ人の考え方です。いつも神と自然に感謝しています。

去年は同じインドネシアですが、シンガポールを経由してビンタン島に行っていたので、今回は2年ぶりのバリ島でした。今までなかったホテル入り口でのセキュリティチェックがあり、せっかくの広々としたエントランスの隅に、空港のチェックと同じゲートがあり、ちょっと残念でした。

続きは次回